最近も珍しく、読書ブームが継続中。
しばらく、ハードボイルドなものが多かったので、
久しぶりに青春ものをチョイス。
『夜のピクニック』
著 恩田陸
全校生徒が24時間かけて80kmを歩く高校の伝統行事「歩行祭」。3年生の甲田貴子は、最後の歩行祭、1年に1度の特別なこの日に、自分の中で賭けをした。それは、クラスメイトの西脇融に声を掛けるということ。貴子は、恋心とは違うある理由から西脇を意識していたが、一度も話をしたことがなかった。しかし、ふたりの不自然な様子をクラスメイトは誤解して…。
ですって。
高校生の恋愛なんて、とっくの昔に
忘れたものばかりで、
今更興味もわかないのだろう、
と思いつつも
なんとなく
勧められたから
読んでみた。
結果
すごいよかった。
ただ恋愛がどう、とかだけじゃなくて。
こんな行事が実際あった事も初めて知った。
スゴく羨ましい。
あまり過去に戻りたい、とか思った事なかったけど、
ちょっとだけ戻ってこんな事してみたかった、と思った。
将来こんなことが起これば良いな、
とも思った。
今の季節にピッタリな、心が爽やかになる
そんな一冊。
是非!
赤津